こちら「日本語でケアナビ」開発室

2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

うえだ

「日本語でケアナビ」と私たち

フィリピンの仲間たち(2)

昨日に引き続き、「日本語でケアナビ」を世に出すために大きな貢献をしてくださったフィリピンの日本語教育関係者を紹介したいと思います。

SENSEIBles(せんせいブルズ)

マニラで日本語教育に従事しているフィリピン人の先生方の勉強会として「SENSEIbles」という勉強会があります。教師一人ひとりは教育現場でがんばっているのだけれど、それを支えるコミュニティーづくりが必要だったということで、若手の先生たちがマニラ事務所に集まって勉強会をはじめました。

SENSEIblesのメンバーには、「日本語でケアナビ」データ検証で大変お世話になりました。フィリピン人学習者、日本語教師の立場から、いただいたコメントには日本人教師が気づかない指摘がたくさんありました。たとえば、簡単な挨拶語は学習者の混乱を招きやすいから、文化的コメントが必要だということなどです。

SENSEIBlesの代表者の一人がパイ(Ms.Pie Cabazor)さんです。パイさんはフォーラム運営でも中心人物でした。フィリピン日本語教育、日本語教師の水準を向上させたいという願いを抱いている一方で、非漢字圏であるということも含め、上級の日本語運用力を養成していくことの難しさにも苦心していらっしゃるようでした。

まさに両国の架け橋として

フォーラムで出会ったとき、野村愛さんはフィリピン大学大学院に留学中でした。研究の傍ら日本語教育にも携わっていらっしゃいました。もともと大学ではフィリピン語が専門だったというだけあって、フィリピンの文化、ものの考え方についても詳しい方です。学習者ビリーフの研究が一段落した後、フィリピンと日本の間を行ったりきたりしながら、現在は日本語研修プログラムの運営に関わるお仕事をなさっていらっしゃいます。また、『介護の日本語』NPO法人日本フィリピンボランティア協会・ミンダナオ国際大学著(2006)の制作者の一人でもあります。

フィリピンの仲間と出会って

大学教育でも一般の日本語学校でも、他の東南アジアの国々のそれに比べて、フィリピンの日本語教育は、ある意味で「若い」と言えるのではないかと思います。私には、その「若さ」こそがフィリピンの日本語教育の魅力なのではないかと感じられました。フィリピンで活躍されるフィリピン人日本語教師、日本人日本語教師のみなさんと出会って、今は初期的かもしれないけれどフィリピンの日本語教育が確実に前進していることを実感しました。そして、フィリピンの日本語教育の「若さ」、とでも言える特質と、英語圏であることの優位性を生かして、教育や研究の動きを他国に知らせていくことを強く勧めました。

と同時に、「日本語でケアナビ」の(まだそう呼ばれていませんでした)開発について、フィリピン人日本語教師助言や協力がなければ、このプロジェクトは進められないと、強く感じました。

2008.02.29 11:06 - うえだ

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みなさんのコメント

坂口悟
2009.08.11
私もフィリピン・パンパンガ州にあるシステムプラス大学で日本語を教えています。やる気のある学生もいるのですが、そうでない学生もいるので、教えることが挑戦となっています。メールをください。
jwsakaguchi@gmail.com

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