「データベース作り」と聞いて
勝手になんとな~く「デジタル」っぽいことを
連想するのは私だけでしょうか。
常に複数のパソコンを駆使している、という感じで。
確かに、このプロジェクトでは、パソコンは使っております。
しかし、パソコンに向かっているのと同じぐらい、
いや、ひょっとしたらそれ以上に「アナログ」な作業が
多いのです。
私たちの「アナログ」な作業とは、例えば
紙とえんぴつを使って、人間が一つ一つ採用したことばを
見ては、分析や分類をし、それを紙に書き込んでいく
というような作業です。
一度は、エクセルにデータを入力していきます。
次に、入力された各ことばを分析する際、
- パソコンに保存されたマスターのデータを複数の人間が共有し、
- 各自のモニターでデータを見ながら話し合いをし、
- その結果を話し合いと同時進行で誰かが入力していく、
ということはしませんでした。
その代わりに
- 一度入力されたデータを印刷し、
- 数分のコピーをして、ホッチキスで止め、
- その分厚い冊子を一枚一枚めくりながら、分析や分類結果を紙に書き込んでいく
という方法で分析等の作業を進めました。

なぜなら、
そのほうが作業が進めやすく、はかどったから、なんですが
具体的な利点として
- 修正の記録として残るので分析や分類の軌跡が分かる
- データの入力ミスがあった場合や、なんらかのトラブルでデータが壊れた場合でも、紙上記録があるので、あわてる必要がない
などがあります。

その際、活躍したのが
えんぴつ(シャープペンシルでもいいんですが)
赤えんぴつ
でした。
えんぴつではなく、赤えんぴつで書かれていると、
「重要だな」とか「変更したとこはここね!」とか、
「あ、こういう理由で変更したんだ」とかいうことが
目で見てすぐに分かります。
それは、本当に単純なことで、たいしたことないんですが、
この作業には欠かせない脇役だったんです。

そうして、各スタッフのえんぴつはどんどん短くなり、
とうとうえんぴつ削りで削られないほどの長さになり、
指先でなんとか握っているスタッフを見た上田さんが、
えんぴつホルダーをで買ってきてくれました。
えんぴつを最後まで使い切る、
膨大なデータベースの舞台裏って、こんな
ちっさいことの集まりなのかもしれません。

2007.12.15 13:48 - まえちゃん


