それは語彙選別作業をしていた時のこと。
- 前ちゃん:
- 「だれや?こんな語彙拾ってきたの」
- 下やん:
- 「もー、捨てたはずなのに、また出てきてる!」
- 前ちゃん:
- 「いらん、いらん!」
- はたんぼ:
- 「えー、絶対いるって」
- 前ちゃん:
- 「上田さん、この語彙、どう思いますか?」
- 上田さん:
- 「いらんでしょ!」
開発室では、このような会話がよく飛びかっておりました。そしてその視線の先にはなぜかいつも私…。今回はそのようなやりとりに登場した「こだわり」の語彙をいくつか紹介したいと思います。
- 仏壇の掃除
- ガスの元栓を締める
- 領収書をもらう
- コードに足を引っかける
なぜ
「仏壇」、「掃除」ではなく、「仏壇の掃除」?
「ガス」、「元栓」、「締める」ではなく、「ガスの元栓を締める」?
と思われる方もいるかもしれません。私の祖父の家では、仏壇はいつもきれいに保たれていました。お年寄りにとって、仏壇というのは、心の拠り所であるのだと思います。 また、皆さんは、出かける前に「ガスの元栓を締めて」出かけませんか?これらの語彙には「よく使われる組み合わせで出したい!」という熱い思い(?)がありました。 そしてこの熱意(?)が、開発室のメンバーに通じたのか、(あるいはあきらめたのか)めでたく採用になりました。
しかし…
残念ながら、「領収書をもらう」、「コードに足を引っかける」には、「この組み合わせで!」という熱意(?)は届きませんでした。ただ、あまりに「こだわる」私をメンバーが不憫に思ったのか、「領収書」、「コード」という形では生き残りましたが…。 私が自身の経験などから「この語彙は絶対いる!」と思っても、他の人にとっては、そんなに重要でないことも結構あるものです。やはりその人を取り巻く背景や環境が、語彙の重要度を決めるのでしょうね。
「コードに足を引っかける」が、日常茶飯事の私、「いつかケアナビ上に復活させたい!」という密やかな野望を、実は未だに持ち続けているんです。はたしてこの熱意(?)が届く日は来るのでしょうか。
2008.06.23 14:34 - はたんぼ


