こちら「日本語でケアナビ」開発室

2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

まえちゃん

「使える」データベースへの挑戦

ザ・合宿!その2

ご無沙汰しております。前ちゃんです。

2008.04.14に公開されていた
「次回は、合宿で話し合ったこと
出てきた意見、問題点とその解決策等を
ご紹介します。」から「その2」の公開が一年後…。
申し訳ありません。
あまりにも昔話で、はたして書くべきか考えましたが
その2を書かないと合宿シリーズが終わらないので
みなさん、良かったら「その1」をもう一度読んでいただき
今回号をお読みください。

合宿で得たもの

たくさんの情報を提供していただき、私たちチームの
疑問にも答えてくださったジョイさんと藤光さんから得たものを
簡単にまとめて書いてみたいと思いますが
まずは、データベースを使う人のことをよく知るということの大切さ
そして使いやすく便利なデータベースにするには、どんな工夫が
いるのか、についてたくさんのヒントをいただいた実り多い合宿でした。

データベースを使う人について考える

  • ユーザーの日本語学習背景はどうなんだろう?
  • パソコンは使えるの?または、身近に使える環境にあるのか?
  • フィリピンの人って、どういう人?

これらの項目についてフィリピン人であるジョイさんや
フィリピンでお仕事をされてきた藤光さんから
たくさんの「なま」で「ほっと」な情報をいただきました。
ここで、パソコン環境について、日本と比べると親しみがない人も
おられると聞き、携帯サイトも提供しようという案につながりました。

データベースの設計・使い方について考える

  • 無償でデータベースは提供する
  • ユーザーの定義づけの確立が必要
  • ストーリー性が感じられるような工夫
  • 色・音・イラストを有効に使うことでサイト全体の雰囲気を活発に
  • 簡単で楽しそう
  • 日常生活ですぐ使えるように
  • 身近さ、実生活に近いもの
  • 検索はできるだけ早くできる
  • ローマ字の提供
  • 間違ったつづりで入力しても候補がでるように工夫
  • 国家試験の受験者向けではないということを明言

このように
現在のケアナビの基礎となるアイデアを
たくさんいただきました。

課題・問題点と解決策

異文化接触について
まだまだ日本文化や習慣に対する認知度はフィリピンでは低く、
日本人のフィリピンに対するステレオタイプが影響することで
コミュニケーションするにあたっての語学以前の問題も予想されます。
そこで
本データベース内にコラムのような形で
日本文化や日本人について、
フィリピン文化やフィリピン人についての
知識を吸収してもらえるようにする工夫の必要性をメンバーみんなが感じました。
データベースについて
ローマ字などの表記に工夫がいると感じました。
一度にひらがな、かたかな、漢字の3つの表記を
完全に覚えてしまうのは本当に大変なこと。
まして、新しい職場で新しい分野となると、知らない言葉も
たくさん出てきます。ただでさえストレスが溜まりそうな状況で、
さらにデータベースで言葉の意味を探すときにも、ストレスを与えないように
表記については、よく考えて作りこむ必要があると感じました。

この合宿を振り返って
現在のケアナビの指針になっていったものの
カギがここにあったのだと改めて気づかされました。

さらに現在ケアナビ2を開発中なんですが
なんと「音声」データが提供できることに!
これも、実はこの合宿時から出ていた意見だったんです。
やっぱり「合宿」って大事ですね~。
関係者と助けてくれる人たちと一緒になって
だらだらするのではなく、決められた時間の中で
集中して考える、考え込む、話し合う
それを形にしていく、このことの大切さを感じる経験でした。

2009.04.06 13:29 - まえちゃん

このトピックの記事一覧へ

コメントする