インターネットで公開するにあたり
具体的な架空のユーザー像を
みんなで作ってみたら、と
すなみくんにアドバイスをもらった開発スタッフ。

と言っても、
どこから始めたらいいのか…
そこで、またまたホワイトボードの登場です。

ホワイトボードを使って全員で
ブレーンストーミング*をしました。
*ブレーンストーミングとは、自由に意見を出し合って、
テーマに関して多様な意見を抽出する技法のこと。
お互いの意見を批判をせず、自由に意見を出し合い
考えを列挙していきます。
まず始めは、
このデータベースを使うであろう人物像を
大きい枠から考えました。
例えば
- Aさん:在日フィリピン人。すでにヘルパーとして現場で働いている。
- Bさん:留学しているフィリピン人。日本語学習しながら、介護を学んでいてボランティアをしている。
- Cさん:在日フィリピン人。今後介護士として働くために養成講座で学習中。
- Dさん:フィリピン人介護士・看護師受け入れ側の日本人。
これらの4人の人物像を考えるに至ったには
- 当時マスコミで、在日フィリピン人で介護を目指す人についてしばしば取り上げられていたこと
- フィリピン人でも、介護の日本語を学ぶ人への聞き取りデータがあったこと
などの理由がありました。
この中から、
まずはCさんを拾い上げ、詳細を決めていきました。

Cさんの詳細を上げると…
名前、年齢、性別、現住所、出身地、
現在の国籍、家族構成、渡航歴・滞日歴、
外国語学習歴、学歴、収入、
交友関係、趣味・関心事、
性格、PC環境とその使用目的、ニーズ、
現状の問題や課題など
始めはなかなか進まなかった
人物像作りですが、

名前「西村ビビアン」*に決めるところから始まって、
「渡航歴、滞日歴がいくつかあるのはなぜなのか?」
と、細部を考えていくにつれて
「西村ビビアンの家族構成は、こうでしょう…。」
「それなら、こんな体験してるかも。」
「ということは、彼女の今のニーズは、
こんなことじゃないかな?」
というふうに、
具体的な人物像としてふくらませられるようになりました。
こうして、架空の人物ではあるものの
私たち開発チームの中で、共通の、はっきりとした
「西村ビビアン」という人物ができあがりました。

この作業は
具体的にその人の人物像や背景を考え肉付けしていくことで、
どんなものを提供したら、使いやすいのか、
ニーズに合うのか、ということが、
具体的に考えられるようになった一つのきっかけでした。
(*「西村ビビアン」については
うえださんの「西村ビビアン?」もご覧ください。)
2008.04.03 15:54 - まえちゃん


