- 「日本語でケアナビ」の理論的枠組みは何?
- どんな外的指標に沿って、開発したの?
- 先行研究などの参考文献を提供して欲しい
ちょっと硬いことばが並びましたが、そんな質問を受けることがあります。正直言いますと、データベース作成やE-ラーニング開発などの点から、あるいはその他の学術的枠組みからも、その内容づくりについて、特定の確固たる理論に基づいて作成してきたわけではありません。しかし、そうかといって、まったくのいきあたりばったりで仕事をしてきた、ということでもありません。それらの方面の書籍も多少勉強してきました。
「日本語でケアナビ」、あるいはその前身である「看護・介護のための日本語教育支援データベース」開発は、「はじめに理論があり」、それにしたがって「モノづくりをした」というわけではないのです。それがあれば、もしかしたらもっと楽だったかもしれませんね。
理論があって実践がある、という考え方は、イメージで言うと、それらが「タテ」に並んでいる印象だといえます。

このプロジェクトでの「理論」や「先行研究」は、むしろ進行している実践のかたわらに並んで、時々助言をくれたり、「僕たちはこんなふうに考えているんだよ」と励ましてくれたりする存在でした。そこから私たちは、データベースづくりの実践を振り返ったり、歩みを確認したり、次の目標を定めたりすることができたのです。

「日本語でケアナビ」が拠ってたつ「理論」、というより、私たちが読んで「頼りにしてきた」書籍、それらは私たちをナビするように励ましてくれた、いわばもう一人の「ケア君」です。これからその中のいくつかをご紹介していきたいと思います。
2008.02.08 16:43 - うえだ


