日本語でケアナビのトップで必ず目にする「例文から学ぼう」(日本語版)。
たまに身につまされる例文に遭遇しますが、実は隠れた苦労があるんです。
今回は、多々ある苦労話の中でも制作メンバーにとって思い出深い
「シンプル!でも現場で使える!」例文を作っていった軌跡を
クローズアップしたいと思います。
あ、例文必要かも・・・
実は開発当初、データベースに今のような形で
例文を載せるつもりはなかったんです。
あくまでも主役はことばで、「用語集」という姿をイメージしていました。
でも例文たちと全くお付き合いがなかった訳ではありません。
参考文献から例文(主に台詞や会話)を引っ張り出してきて、
そこに入っている語彙や連語を拾い集める、という作業をしていました。
つまり、ことばを取り出すためのツールだったんですね。
作業を進めていく内に、
「ことばだけ載せても、その使い方がわからないと意味ないよね。」
という話になりました。
例えば、
「ほぐす」という語彙を調べたとします。
検索結果に英訳がついていて、意味が理解できても、
それだけではどういう場面で、どんな風に使われるのかはわかりませんよね。
ここに「徐々に体をほぐしていきましょうね。」という例文がついていれば、
何か運動をしている場面だということがわかります。
もちろん全ての場面に対応した例文を載せることはできませんが、
1つだけでも例が載っていれば、
使う人の助けになるんじゃないかということで、
例文を載せることになったんです。
ただ、文献から抜き出した例文をそのまま使っても
著作権とかに問題はないのかとボンヤリと疑問を抱いてはいました。
ですが、当面は例文のないことば(説明文や叙述から
語彙のみを拾ったもの)だけに
オリジナルの例文をつけていくことにしました。
これが、制作メンバーと例文との闘いの幕開けです。
2007.10.09 09:22 - しもやん


