また新手か・・・!
紆余曲折を経て、「シンプル!でも現場で使える!」例文を
完成させた訳ですが、見直しをしてみると、
またしても新たな問題が!・・・「ええ加減にせえ」っちゅう感じですね。
出来上がった例文を見てみると、確かにシンプルでわかりやすい。
でもシンプルだからこそ、ことばだけでは言いたいことの全てを
伝えるのは難しいんです。
例文は、文脈のない一発勝負のものです。
いきなり見せられた一文だけで、その台詞が使われる場面、
それに話し手や聞き手をイメージするのって
すごく難しいですよね。
「あったらいいな」は要るんです
具体的な例としては、
「後ろ向きで行く」ということばがあります。
そしてこのことばには
「坂を下るとき、後ろ向きで行きます。」
という例文がついています。
この例文を見た瞬間、思わず「何でやねん!」と
つっこみを入れたくなる人もいるでしょう。
実はこの例文は、車椅子に患者さんを乗せて坂を下るときの
注意事項なんです。
確かに短くて文法的にはわかりやすいかもしれません。
でも、やっぱりこの一文だけでは、状況や話し手の意図がわからないですよね。
かと言って、
「車椅子に患者さんを乗せて坂を下るときは、
危ないので後ろ向きで行きます。」
という懇切丁寧な例文にすると、長くなってしまうし、
その割には「わかりやすくなった感」があまりないですよね。
そこで、
「例文だけでダメなら、他にも情報つけちゃえ!」
ということで、
場面がわかるイラストや、話し手と聞き手がわかるアイコンを
つけることになったんです。
こうして様々な壁にぶつかりながら、現在サイト上で大活躍中の
「イラスト」「話者情報」「NOTE」などが生まれていった訳です。
実のところ、こうしたアイディアは、例文作りを始めた頃から
「あったらいいな」と感じていたものなんです。
やっぱり初めに「欲しい」と感じたものって
結局は必要になるんですねぇ。
涙と笑いの結晶?
何やら色々な問題にぶち当たっては、
泣きながら作例と削除を繰り返してきましたが、
苦労した分、全文例が出来上がったときの感動ったら!
作業部屋にこもって、あーだこーだ言いながら
試行錯誤したことも、すごく有意義な時間でした。
メンバー同士が遠慮なく意見を出し合えたからこそ
妥協の少ない(正直、ないとは言えませんが・・・)例文に
できたんだと思います。
自身の経験を文例に取り入れたことで、
生活感溢れる、人間臭い例文に仕上がったと思うんですが、
いかがでしょうか。
2007.10.22 16:50 - しもやん


