こちら「日本語でケアナビ」開発室

2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

しもやん

思い出す、あの日の名言・迷言

合わせて一本

お気づきの方もおられるかもしれませんが、
「日本語でケアナビ」では、いくつかのことばで
同じ例文を共有しているものもあります。
なぜ?大きな声で言うのも憚られますが、
時間、人手、費用の節約のためです。

オリジナルの例文を作るときに常に付きまとっていたのは、
時間も人も足りないということでした。(例文作りだけではありませんが…)
そこで、何とかうまくやりくりする方法はないかと考えて、
こんなことを思いつきました。
「例文を作るときに、複数のことばを同時に取り入れて
1つの例文を作れば少しは早く作業が進むかもしれない。」

「変える」「床ずれができる」という2つのことば、
これを何とか組み合わせてうまい例文はできないか…
あ、「床ずれができないように体の向きを変えましょう。」にしよう!
合わせて一本やな。
じゃあ、「全部で」「いくら」とかは?
「全部でいくらですか?」ナイス例文や。
よし、合わせて一本!
どんどんいきましょう。
「消毒(を)する」「注射(を)する」はどうするか?
「注射をする前に消毒しましょう。」いい感じ。
またしても合わせて一本!

こんな現実的な理由で生まれたのが、奥義「合わせて一本」です。
何となく後ろ向きな奥義ですが、
これにメンバーがしばしば助けられていたのは事実です。
このやり方なら1つ1つのことばに違う例文を付けなくて済むんです。
ってことは手間も翻訳の費用も半分で済む。ステキ!
かと言って、手当たり次第にこのやり方を進めていった訳ではありません。
何が何でも組み合わせて、その結果、不自然でおかしな例文になっては
「使えるデータベース」を目指してきたメンバーの努力が
無駄になってしまいます。
「合わせて一本」にするには、例文の質を落とさないということが
大前提になっているんです。
加えて、より多くの例文を提供したいという思いもあったので、
「合わせて一本」の例文を作りつつ、
できるだけ1つのことばに1つの例文をつけたつもりです。
質の維持・確保と、コストパフォーマンスのバランスって難しいですね。

ところで、「奥義」ってそんな頻繁に見せるものじゃないですよねぇ・・・

2007.11.20 11:46 - しもやん

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