こちら「日本語でケアナビ」開発室

2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

すなみ

日本語でケアナビの「いま」

あえて「全部入り」にしたわけ

既存サイトのスマートフォン対応版を作るとき、
一般に多いのが「機能やコンテンツの主要なものだけを表示する」
という手法です。

PCの大画面モニタと違ってスマートフォンは画面が小さく、
一画面に収められる情報量は格段に少なくなります。
スクロールはできますが一覧性はPCよりずっと低下します。
また、メニュー項目を大量に用意し複雑なものにすると、
視認性が落ちるだけでなく操作もしにくくなります。

つまり、PCで見るような調子で情報を詰め込んだサイトは、
スマートフォンで見づらく使いにくくなるのは必至なのです。
そのため、できるだけシンプルに作らなければなりません。
その回答のひとつが「主要機能だけを残す」というものです。

ケアナビ開発チームのスマートフォン対応担当も
当初はこの方法を考えていました。
よく使われる機能だけ使いやすく提供して、
その他はPCでアクセスして使ってね、ということにしようと。
タグナビなど一部の機能は一覧性が求められることもあって、
やはりPC版が本家でありこちらを使ってほしい、
という思いが開発側にはありました。

ところが、その考えを変えざるをえない情報を耳にしました。
僕のような以前からPCもスマートフォンも使っている層は、
両者を状況によって使い分けることが普通なのですが、
高校生や大学生、留学生などはPCをまったく使わず、
全部スマートフォンでやってしまうことが多い、というのです。
そうすればPCを買うことも、自宅にネットの回線を引くことも
必要なくて安上がりだし、それで十分なのだと。

ケアナビのターゲットである看護・介護関係の学習者も、
スマートフォンですべてを済ませてしまうのであれば、
「これ以外はPC用で確認してね」という誘導は通じませんし、
「スマートフォン非対応ならそれ自体存在しないのと同じ」
ということになってしまいます。

PC版のケアナビの内容や機能がどうあれ、
スマートフォン版ケアナビはそれ自体で独立して評価される。
そうなると、機能制限版を用意するわけにはいきません。
ケアナビの機能や内容を可能な限り詰め込んで、
かつ使いやすいものにしなければならないのです。

これでまたひとつ、ハードルが高くなったわけです。

2012.09.21 10:52 - すなみ

次は「機能の再構成とレイアウトの刷新」

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