こちら「日本語でケアナビ」開発室

2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

すなみ

ディレクター、かく思えり。

青写真が、はじめの一歩

「データベースをインターネットで公開する」という方針は決まった。
でも具体的にどんな形のサイトになるのか、見当がつかない。
そもそもデータベースのネット公開ということ自体、ピンとこない。

2006年の春、僕のところへ話が持ちかけられたときには、
制作チームにいくつもの「はてなマーク」が漂っている感じでした。

考えてみれば無理もない話だと思います。
制作チームの面々は、ネットは日常的に使っているとはいえ、
いわゆるヘビーユーザーというほどではありません。
サイト制作を専門の仕事とする人たちでは当然なく、
ほとんどのメンバーはその経験もありません。
似たような趣旨のデータベースサイトがあるかどうかも知らないし、
その構築の手順なども想像できない部分が多いわけです。

なので、僕の最初の仕事は、
これから作るべきものの青写真を描くことでした。
制作チームに対して、その青写真を見せて
「こういう形で公開できたらスゴイと思わない?
こういうことにチャレンジしてみない?」
と提案することです。

ゴールの姿が具体的になれば、
みんなで考えることも具体的になりますし、
制作チームのモチベーションも高まっていくと考えられます。
だからとにかく、具体的な完成イメージを持ってもらうことが
僕の大きなテーマでした。

さて、ここまでお読みいただいて

データベースがすでにある程度形になっているのだから、
それをサイトに仕立てて公開するのはWeb制作者の仕事やん!
つまりアンタ(ここでは僕)が頑張ればいいってことでしょ?

と思った方もいるかもしれません。

確かにデザインしたりプログラムを組んだりするのは
いわゆる「Web制作者」と呼ばれる人たちの仕事です。
このプロジェクトでは、サイトの具体的な形を考えるのは僕で、
エコノシスシステム設計事務所の加藤さん
全面的にお願いしました。

ですが、サイトを制作するということは
いわゆる技術サイドの人間だけが頑張ればOKなのではありません。
特に「日本語でケアナビ」のようなもの場合はなおさらです。

データベースが中身、サイトがそれを入れる箱だとするなら、
箱のデザインは中身を深く理解していないとできないもの。
また、箱のデザインの仕方によって中身を変更する、
という作業も発生します(今回はこの部分も大変でした)。
中身のことを誰よりも深く理解しているのは制作チーム。
つまり、関係者みんながそれぞれに頑張らなければならないのです。

みんなが何を考え、どう頑張っていたのかは、
このブログの様々な記事で語られていくと思います。
このトピックでは、最初に青写真をどうやって描いていったか、
全体の方向付けを行ううえで何を考えたかを、
書いていこうと思っています。

次回からの連載をお楽しみに。

2007.10.06 11:58 - すなみ

次は「おかしな箱を作らないために」

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