こちら「日本語でケアナビ」開発室

2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

まえちゃん

デザインよもやま話

色遣い編

「日本語でケアナビ?...ああ、あの緑のサイトね!」をイメージして

デザイナーによってデザインの仕方も様々だと思いますが、私はよく基本色を決めてからデザインを始めたりします。基本色を決めると、全体をどういった感じでデザインしていくか、イメージしやすくなるからです。

ディレクターのすなみくんからの助言で、初めは白黒で全体のレイアウト等をデザインしていきました。しかし、白黒でレイアウトしたものに色がつくとどうなるのか、ということも考えていたので、基本色を何色にするといいか、を常に考えながらラフを作成していました。

緑=再生=元気

看護や介護と聞いて思いつく色は何でしょう?

明るい黄色?それともピンク?いや、清潔感のある水色?明るいパステル系の色がいいのか?でもインパクトに欠けるかな、と色々考えをめぐらせていました。

以前フィリピンの方から、一般的にフィリピン人はどんな色合いが好きなのか聞いていたんですが、何色というより「明るい」色が好きな人が多いのでは?という意見でした。

また、「明るさ」以外に鍵となったのは、以前デザインした医療関係の方の名刺でした。その際リクエストされたのが、「葉っぱ」や「葉っぱにある水滴」、「新緑の木々」といったもので、緑を希望されていました。

その後も、医療関係の方の名刺を見たり、パンフレットを参考に見たりしていると、緑が意外と多い。なぜ緑なのか直接聞くチャンスはなかったものの、自分なりに「緑=再生=元気」という連想から、ポジティブなイメージでいいなと思いました。

「目を酷使したら緑を見たらいいよ」って聞いたことありませんか?

このケアナビを使うユーザーの中には知りたいことばを調べるだけで終わる人もいれば、色々と見てみるという人も多いはず。長時間目を酷使してパソコンを見てはいるもの、緑を基調としたページだと疲れにくいのではないか、とも考えました。

さらに、緑から想像する自然、山、森林、そしてそこを流れる水などから清潔感と清涼感も表現したい、そして「あの緑のサイト」って言ってもらえると嬉しい、と…。

その旨を制作メンバーに伝え、満場一致で賛成をもらいました。これで基本色決定。

色のバランスはどうする?

基本色が決まれば、後はどういう組み合わせでいけばいいのか、です。

全体のバランスがとれるか

必要なところに目を運んでもらえるか

ということを考え決めていきました。そして、使ってもらう人に邪魔にならない色(この場合緑)をベースに、アースカラーでもある青を合わせる。

まったくタイプの違う色「ピンク」を各ことばの詳細ページの基調色にして差別化をし、「オレンジ」を取り入れて気づいて欲しい情報を取ってもらう、というメリハリつけるようにしました。

実はこのサイトの大半を占めている白い部分は、初め緑だったんです。

ラフをディレクターに見せたところ…

「目が痛いからやめたほうがいいんちゃう?」

「ノートを開いたような感じでパソコンを見てもらいたいし、ノートに新しいことばのリストを作って勉強してもらっているような感じにしようか。」

と、思い切って白一色にしました。

長時間見ていても疲れず飽きのこないサイトにしたい、あまり余計な飾りつけや配色は避けるようにしたい、というわけで、超シンプル。

反省点も…

ただ、考えが甘かった点をあげるとすれば、色覚特性(例えば、緑と赤の区別がしにくいなど)についての配慮に欠けていたこと。ここは今になって指摘していただき気づくということで反省。

さて、今後どう改善していくべきか・・・課題です。

2007.10.10 14:25 - まえちゃん

次は「ケアくん誕生秘話編1:ケアくんは誘導役」

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