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すなみ

あの機能あのコンテンツの舞台裏

表記ゆれ(2)ユーザーは悪くない

表記ゆれとは、かなに対応するローマ字が複数ある、
ということです。例えば「shi」と「si」のように。

そしてそれが、表記ゆれ「問題」として捉えられる理由は、
「どっちの書き方で書いてもユーザーに非がない」
ということにあります。

正しい書き方が正式に決まっていれば、
例えば「し」は「shi」と書くのが唯一のルールなら、
「si」と書くのは誤った表記だと見なすことができます。
誤った書き方をしたユーザーが悪いのなら、
「si」と検索しても「し」の含まれる言葉は出てこない。
それで良いとも考えられるでしょう。

でも現実は「si」と書いても間違いではない、のです。
ローマ字の表記法にはいくつか方式があって、
その大部分は重なっていますが、それぞれ別のものです。
どれかが正しくて他は間違い、というものではないのです。

ユーザー、例えば日本語学習者が、
学校などでどんな表記法でローマ字を学んだのかによって
文字入力検索時に入力するローマ字は変わってくるでしょう。
「し」は「si」と書くのだと学んだ人は、
それが正しいと思っていますから、そう書くでしょう。

そこを

ケアナビのローマ字表記法は「shi」です。
だから「si」と入力しても探せません。

と突っぱねてしまうのはどうでしょうか。
おまけにそれが機械的なエラーメッセージだったらどうでしょう。
それは「ユーザーに優しくない」サービスだと思います。

そこでユーザーが気がついて
「si」を「shi」と入力し直して再検索すれば
大きな問題にはならないかもしれません。
でも気付かないユーザーは、不快な思いをしたまま
二度とケアナビを使わないようになるかもしれません。

あるいは「自分の探している言葉がないデータベース」
と思うかもしれません。
実際には、ちゃんとあるかもしれないのに。

日本語でケアナビの開発方針は、
とにかくユーザー第一に考えるということ。
ユーザーに非はないのだから、
不要な不便、不快な思いをさせないようにする。

ローマ字の表記方式によらず検索ができるようにする。
これが表記ゆれ対応への挑戦です。

2007.11.27 17:03 - すなみ

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