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2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

たなか

タグをめぐる冒険

漢字かひらがなか

タグを付けること自体、試行錯誤の連続でしたが、
タグの表記の文字をどうするか、というのも大きな問題でした。

日本語が初級の利用者をメインとして想定していることもあり、
サイトの方針として、「わかりやすくする」ということがあります。
前にも触れましたが、例えばタグの名前も、
わかりやすく具体的なものを目指し、
できるだけ和語を使うようにしました。
そして、表記も難しい漢字を使わないで、
できるだけ「ひらがな」を使うことでスタートしました。

しかし、タグ付けの作業を進めていくうちに、
どうしても漢語が必要なものも出てきました。
例えば、今の「日本語でケアナビ」には「健康管理」というタグがありますが、
これを和語だけで言い換えるのは、なかなか大変です。
「からだがわるくならないように気をつけること」というような
感じでしょうか。(これでも「気」という漢語が入っていますが)
それに、意味が正しく伝わるかどうか以前に、文字が多すぎて、
タグのボタンの小さなスペースに入らないので失格です。

漢語を使うことにした場合、
今度は、「ひらがな」表記がわかりやすいかが問題になります。
例えば「器官」というタグがあるのですが、
ひらがなで「きかん」とした場合、
期間や機関、あるいは気管と混同してしまう可能性が大です。
ルビを付けるというアイデアもあったのですが、
タグの大きさを考えると、文字が多すぎる場合と同様に
漢字とひらがなの両方というのは物理的に無理です。
しかし、漢字だけだと読めない人が多くなる・・・。

この難問解決のため、もう一度サイトについて
具体的な利用者を想定しながら考えてみることにしました。
どんな人が、どのように使うのかということです。
「日本語モード」を使うのはどんな人で、「英語モード」はどんな人か。
もし、自分が外国語の初級学習者だったら、どんな使い方をするか。

その結果、次のような結論にいたりました。
初級の学習者なら、タグを利用する場合は英語版ではないか。
ことばを調べるという行為でのストレスは少ないほうがいいに違いない。
そして、日本語版のタグを主に利用するのは、
例えば、日本語教師や日本のケア現場の支援者の人たち、
あるいは、日本語が中・上級レベルの人、特に資格試験の勉強している人たち。
つまり、日本語版のタグを無理して「ひらがな」にする必要はないのでは、
ということです。

具体的なユーザーを想定し、方針が明確になったことで、
日本語版のタグには、漢字の表記が採用されることになりました。 
しかし、現在の形がベストというわけではないので、
インドネシア語版の「日本語でケアナビ」では、
もっといい形がないかどうか検討中です。

2009.01.14 15:48 - たなか

次は「これは、まさに、ことばの福袋や~!」

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