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2008年3月のシンポジウムの詳細が決定!

たなか

タグをめぐる冒険

階層か、フラットか

七転八倒の作業の末、だいたいのことばにタグを付けてみました。
タグの数は、だいたい100だったと思います。
ここで新たな懸念が登場します

100を超えるタグを全部一度に画面出すと、選びにくくなるのでは?
この問題に対応するため、
最初に画面に出る「タグ」の数を限定することを目的として、
タグを階層化することにしました。(詳しくは「タグを考える(6)ウォーリーを探せ?」を読んでください)
「タグ」(「下位タグ」と呼んでいました)をいくつかのグループに分け、
そのグループに共通する要素を持つ「上位タグ」、
さらに複数の「上位タグ」の共通要素を持つ「超上位タグ」を設け、
最初の画面には「超上位タグ」だけ出そうという試みです。
「超上位タグ」は5~10程度を想定していました。

しかし、この試みは、そんなに簡単なものではありませんでした。
まず、「タグとは、フラットなもの=階層構造ではない」ということで、
すべてのことばに自由にタグを付けていきました。
この時、およそカテゴリーっぽくない
「行く・来る」や「ある・いる」のようなタグが誕生しています。
それで、じゃ、これらのタグを眺め、
「上位タグ」「超上位タグ」が付けられるようにグルーピングしよう!
ということになったのですが、これが難しい。
階層化を考えないで自由に付けたタグですから、
グループを作ること自体が容易ではない上に、
それをある程度均等にカテゴリー化するのは、至難の業です。
また、ボトムアップで「超上位タグ」を考えていくと、
「超上位タグ」は、すべてのことばを網羅しなくてはならないのに、
とても不均一で、整合性が感じられないものになってしまいます。

では、ということで、今度は先に「超上位タグ」を決めて、
そこから「上位タグ」、そして「下位タグ」を付けようということになりました。
トップダウン方式です。
すると、今度は、タグ全体がとても「カテゴリー的」になってしまいました。
当然と言えば、当然の帰結です。
ただでさえ、タグを付けるとき
無意識にカテゴリー的になってしまいがちなのに、
トップダウン、まさにカテゴリーを意識しながらタグを付けるのですから。

それでは、どうすればいいのか?
残念ながら、簡単に解決できるバラ色のアイデアは出てきませんでした。
地道な「七転び八起き」の作業が始まったのです。
具体的には、「超上位タグ」はカテゴリー的な整合性がある程度保てるように
がんばる。
「下位タグ」はあくまで「フラット」な性格を維持できるようにがんばる。
それを上手くつなぐ「上位タグ」をがんばって考え出す。

もちろん、口で言うほど簡単な作業ではありません。
一度作っては、全体を眺めて修正する。また、眺めては修正する。
修正すると簡単に言っても、例えばタグを1つ変更すれば、
変更前のタグが付いていたものを修正するだけでなく、
変更後のタグに属することばがないか、全データを見直さなくてはなりません。
また、下位タグ全体の整合性(重なっていないか、など)も
確認する必要もあります。
そして、毎回毎回、エクセル上の数千のデータを点検していくわけです。
しかも、変更は何十回とありました。

こんな作業の繰り返しで、
何とか現在の「日本語でケアナビ」のタグナビの形ができあがりました。
もちろん、今でも、まだまだ課題はあると思っています。

しかし、
スタッフの少しでもいいものを作りたいという情熱と
はたんぼの周囲を気にしない「前に決めたけど、やっぱりこれは…」の粘りと
まえちゃんの「やり直し、やるでっ!」という大きな掛け声と
しもやんの比類なきデータ管理能力がなければ、
とてもできなかった作業だと思います。

2009.01.09 15:43 - たなか

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